インクルーシブ教育システムの対象者

障害者権利条約を批准にした日本はインクルーシブ教育システムの推進に取り組んでいます。
インクルーシブ教育システムとは、全ての子どもたちに漏れなく豊かな学びを保障し、ソーシャル・インクルージョンという排除のない社会を目指す取り組みです。
学校の全ての子どもを包容・包摂するコミュニティとするためには、その対極にある教育、学校における排除の実態を冷静に見つめなければなりません。
また、現に排除されている子どものみならず、排除される可能性のある子どもも視野に入れて、特別なニーズを明らかにし、それに丁寧に応えていくことが必要です。
つまり、このシステムの推進は通常学級を含めた全ての現場で排除をなくすために取り組む改革となります。
この取り組みは対象を障碍児に限定せず、病気や不登校、貧困や虐待、社会的擁護や家庭問題といった多様なニーズを持つ子どもたちを視野に入れる必要があり、豊かな学びと居場所を保障するシステムです。